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民家再生プロジェクト

  • 2010年10月 5日 11:18

  100年以上経過した〔明治期の建築で築年数等詳細は不明〕民家の一部を再生することになりました。

「雨漏りがしている。柱も傾いている」と相談をいただき調査してみました。

約90坪ほどの大きな建物は、手作り和菓子の製造と販売のお店と住宅で、住宅部分が一番古く

100年以上、そこに数度の増築、改築がされ複雑な構造で不安定な建物であることがわかりました。

3方向より荷重がかかっている、通し柱の下部分がシロアリに食われ、なくなっているので柱が傾き

それが原因で雨漏りしている状態でした。

早急に対応しなければ非常に危険でもあり、大急ぎで構造補強の方法、予算、間取りと機能性等

いろいろと検討し、原因の基となっている一番古い住宅部分の大改造と、大部分の屋根は重い瓦を

軽い金属屋根に変更することになりました。

昨日より解体作業にかかり、スタッフブログでは現場の進捗状況を詳細にお伝えし、今回の仕事は

工事を進めながら考えていくところも、多分にありそうなので、その辺のところをお伝えできればと思います。

 さながらテレビの「ビフォーアフター」のような仕事 楽しいです。

IMG_0369.jpg

DSCF0512.jpg

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